March 12, 2006
さっそくですか・・・
以下、日経記事より一部転載。大黒屋買収ならDワンダーを上場廃止猶予期間に
ジャスダック証券取引所は9日、システム開発のディーワンダーランドが3月末に予定している中古ブランド店の大黒屋(千葉県船橋市)の買収について、買収が実施された場合は上場廃止基準に定める「不適当な合併等」となり上場廃止の猶予期間に入ると発表した。
早くも懸念していたことが起こり始めている。買収先は金券ショップである。金券ショップの上場はこれまでないはずだ。投資家として自己防衛をはかるしかない。
00:23:01 |
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March 09, 2006
IPO銘柄の行末
毎年100社以上のIPOが続いている。こういった会社は、この後どうなっていってしまうのかいつも考えてしまう。次の不況が来たときに、生き残れる会社は一体何社あるのだろうか・・・。IPO銘柄の行く末について考えてみると、だいたい以下の3つぐらいに絞られる。? スピードの差異はあっても、順調に業績を拡大し、東証1部上場企業となる。
(角度はどうあれ右肩上がりベクトル)
? 業績はなんとか利益を出せるレベルを維持し、万年新興市場銘柄となり、市場の底だまりとなって存在する。
(右肩下がりベクトルの後、水平線を低空飛行する)
? 業績悪化の後、上場廃止、もしくは他社へ身売りする。
(角度はどうあれ右肩下がりベクトル)
次の不況期に問題になるのは、?である。大量の抜け殻上場企業が発生する中で、証券取引所の実質審査も手薄なところも手伝って、必ずこれらの会社を何らかの方法で買収するなり、傘下におさめるなりして「裏上場」のようなことをしでかす会社が続出するような気がする。「業態変更」といえば聞こえはいいが・・。
投資家としては、事業内容のメンテが必要となる。騙される投資家が悪いとまた言われるだろうから。
23:26:59 |
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