March 10, 2007
シャコンヌ
学生時代、音楽系サークルにいたこともあって、クラッシックやJAZZはかなり好きな方だと思います。
ちょっと、精神的に疲れて、立ち止まりたいとき、私がよく聴くのが、バッハの無伴奏パルティータです。特にパルティータの2番の最後の曲、「シャコンヌ」をヘッドホンで聴くと、何だか妙に落ち着きます。
「前半、苦悩に満ちたような旋律が続き、長いトンネルを歩き続けると、暗闇の中に一筋の光が見え始める。」そんな感じがする名曲です。
昔、浪人して会計士試験に挑戦していた頃、偶然にも千住真理子さんのバイオリンで、バッハの無伴奏パルティータを全曲聴く機会に巡り合いました。何かのチャリティコンサートだったと思うのですが、お客さんが30人程度しかいない、冷房のきかない小ホールの最前列で、千住真理子さんが、目を閉じたまま無心になって独奏する「シャコンヌ」を聴いた時、なぜか涙があふれてきたのを覚えています。
すこし、精神的にてんぱっている方、よろしければどうぞ。
23:02:10 |
cpainvestor |
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