June 03, 2007

先輩個人投資家の知見

 
  先日、ある有名個人投資家のお二方と夕食をご一緒しました。投資やビジネスの世界の話題を肴に美味しい食事とお酒を頂くというのも、まわりのお客さんから見れば「???」なのかもしれませんが、「個人投資家ならでは」で、私にとっては非常に有意義な時間でした。

  お二方を見ていて、思ったのは「自分のやりたいことを仕事にしながら、40代を迎えた方は、とても良い顔をしている」ということでした。「経営者も40代が旬」などと言いますが、やはり、20代で会社に奉公するところからスタートして、どんな形であれ、人に使われて下積みを経験しているからこそ、40代で育んできた蕾の花が開くということなのかもしれません。

  就職して4、5年の実務経験で外に飛び出すなりして、「今、既にやりたいことが仕事としてやれている」という方は、とても幸せなのかもしれませんが、よほど危機感と好奇心を持って、積極的にオカネと時間を投資し、外部からいろいろなものを吸収していこうという方でない限りは、狭い視野の中で、数年で行き詰ってしまうか、どんどん縮小均衡に陥ってしまうのではないかと思います。
 
  先輩個人投資家からは、私も見習いたいと思ったお話が沢山ありました。もう少し、組織の中でもまれて、修行しなければと思いました。改めてネットの世界にはない、Face to faceのCommunicationのありがたさを痛感した今日この頃です。

 おつきあいして頂いたお二方、ぜひ、またよろしくお願い致します。


Posted by cpainvestor at 22:18:02 | from category: c.投資雑感 | TrackBacks
Comments
No comments yet
:

:

Trackbacks